◇3日 巨人―阪神(東京ドーム)

 高卒2年目左腕の阪神・門別啓人投手が、今季初先発で序盤から巨人打線につかまった。

 初回は2死を奪ったが、3番・吉川の二塁打と岡本和の四球で一、二塁の好機をつくると、5番・坂本から8番・門脇まで4者連続で適時打を浴び、いきなり4失点。

 さらに2回も2死から3番・吉川の飛球を左翼・ノイジーがまさかの落球。直後に4番・岡本和に左翼スタンド中段に飛び込む5号2ランを浴び、2イニングで6点を失った。

 門別は東海大札幌高からドラフト2位で2023年に入団。1年目だった昨季はリーグ優勝が決まった後の9月30日の広島戦で先発し、5イニング無失点と好投した。今季は中継ぎとして開幕1軍入り。試合前までに3試合で4イニングを投げて、防御率は0・00。この日が今季初先発だった。