◇3日 ヤクルトX5―3中日(神宮)

 ヤクルト・村上宗隆内野手の今季7本目となる一発が節目のメモリアル弾になった。

 2点リードの3回だった。中日先発・メヒアのスライダーを左翼席に運んだソロは、本拠地・神宮球場で放った通算100本目の本塁打。24歳3カ月での達成でチームメートの山田が保持していた26歳10カ月の最年少記録を大幅に更新した。

 「追い込まれていたので逆方向を意識しながらしっかり押し込めたと思います」。今季2度目の2戦連発。初アーチは開幕から54打席目と苦しんだが、量産態勢に突入した主砲が中日・細川と並ぶセ・リーグトップタイに立った。

 チームは延長11回サヨナラ勝ちで今季初の4連勝。「たくさんホームランを打ちたい。もっともっと記録を伸ばせるように頑張りたい」。1992年に清原和博(西武)が24歳10カ月で達成した通算200号の最年少記録更新まで残り2本。歴時に名を刻むのは時間の問題だ。