ドジャースのロバーツ監督は5日、大谷翔平のドジャース初の1試合2発&4安打の活躍を絶賛した。1本目の9号先制2ランについては「好投手のフリードマンの高めのカーブを打って、チームに勢いをつけてくれた」と振り返った。

 驚きを隠せなかったのは、大谷が8回に中堅左に放った2本目の464フィート(約141.4メートル)のダメ押し10号ソロだ。今季自身最長飛距離で、キャリアでも3番目。逆方向の打球では最長だった。監督は「彼は誰も見たことがないことをやり続けている。あんな打球をあそこにあれだけ飛ばす人間はほかにいない。しかも、風は左から右に(逆風が)吹いていた」と衝撃の一打を振り返った。

 前日、大谷はロバーツ監督が持つ「球団の日本生まれの最多本塁打記録」を更新する8号を放った。一夜明けたデーゲームで1試合2発で4打数4安打と大爆発。監督は「まだまだやるよ」とご満悦だった。