◇6日(日本時間7日) カブス3―6パドレス(シカゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は、敵地でのカブス戦で今季7度目の先発。5イニングを83球で3安打1四球無失点と好投し、今季2勝目(1敗)を挙げた。首の張りから復帰したあとは2戦10イニングを零封となり、これで今季の防御率は2・94。日米通算200勝まであと2勝とした。

 初回、先頭打者にいきなり左翼への二塁打を浴びて無死二塁のピンチを招いたが、後続を二ゴロ、空振り三振で2死三塁とし、試合前まで5戦3本塁打をマークしていた4番・モレルを三ゴロに仕留めた。4回まで毎回走者を許す展開だったが、粘りの投球で要所を締めた。

 両チーム無得点で迎えた6回に4番・プロファーの先制適時打など6安打で6得点の援護を受け、勝利投手の権利を得て降板すると、直後にマウンドにあがった松井裕樹投手は、カブス・モレルに大リーグ初被弾となる2ランを浴びるなど3分の2イニングを2失点。3点差まで詰め寄られたが、最後は元阪神の守護神・スアレスが締めた。

 X(旧ツイッター)では「ダルビッシュもマー君も、200勝達成してほしいなあ…」「ダルビッシュも2勝目出来て、GWあけも楽しい、MLB日本人の活躍」「いよいよ200勝が近づいてきましたね!」などと盛り上がった。(写真はAP)