バレーボールのネーションズリーグ女子は15日、トルコのアンタルヤなどで1次リーグが行われ、日本は初戦で世界ランキング1位のトルコを3―2で破って白星発進した。トルコの主要紙「Hurriyet」は、トルコ代表「22連勝で止まる」と衝撃の敗戦を報じた。

 世界1位のトルコは2023年6月29日から22連勝中だった。しかし、日本のエースで主将の古賀紗理那(NEC)が両チーム最多の31得点を挙げるなど大活躍、フルセットの末、勝利を大金星をつかんだ。「バレーボール ワールド」も「ファンタスティックな古賀が日本を奮い立たせ、大逆転勝利」の見出しで伝えた。

 トルコは23年6月28日に日本に敗れた後から連勝を記録しており、世界1位にとって日本は”天敵”となった。ネーションズリーグ1次リーグ終了後に発表される6月17日付の世界ランキングによって、パリ五輪出場の可否が決まる。日本は五輪切符獲得へ最高のスタートを切った。