◇18日 阪神1―0ヤクルト(甲子園)

 孤軍奮投だった。ヤクルトの先発、ミゲル・ヤフーレ投手は6イニング1/3を3安打1失点の好投。最少失点で試合をつくりながらも無念の3敗目を喫した。

 「フォアボールが少しもったいなかった。もう少しストライクゾーンで勝負できたら、ああいった結果にはならなかったと思う」。試合後のヤフーレが振り返ったのは4回の投球だった。打線の援護がない展開で2連続四球から大山に喫した適時打が致命傷となった。

 前回10日の巨人戦は8回途中2失点で敗戦投手。2戦連続で好投は報われずセ・リーグトップに立つ5勝目はお預けとなった。チームは阪神投手陣に今季最少タイの3安打に抑えられた零封負けで連勝は2でストップ。高津監督は「(塁に)出てつないでということができなかった」と肩を落とした。