ドジャースの大谷翔平選手(29)は23日(日本時間24日)、移動日で試合がなかった。次戦は日本時間25日午前8時10分開始予定の敵地シンシナティでのレッズ戦。33勝19敗のドジャースは、ナ・リーグ西地区2位のパドレスに6・5ゲーム差をつけて首位を独走している。

 米ベースボールイズデッドは同日、ドジャースの「大谷翔平とムーキー・ベッツ」、そしてヤンキースの「アーロン・ジャッジとフアン・ソト」の同僚コンビ2組が、今季メジャー史上初の快挙を達成できるかに注目した。

 OPS(出塁率+長打率)のリーグ平均を100で換算した「OPS+」は、大谷がカイル・タッカー(アストロズ)の「203」に次ぐメジャー全体で2位の「200」、ジャッジ「177」、ベッツとソトが「175」で並んでいる。

 同メディアは「1900年以降の近代メジャーでOPS+が150以上(最低500打席)だった同僚コンビは3組しかいない。そして、同一シーズンに2組以上がマークしたことは一度もない」と紹介した。

 過去の達成コンビはヤンキースのベーブ・ルース&ルー・ゲーリッグ(6度)、1969年セネタースのフランク・ハワード&マイク・エプスタイン、89年ジャイアンツのウィル・クラークとケビン・ミッチェルとなっている。ヤンキースを球界の盟主へと押し上げた2人が傑出しているが、大谷&ベッツがこれらのレジェンドに追随できるかも注目だ。(写真はAP)