◇24日 阪神0―1巨人(甲子園)

 巨人・戸郷翔征投手(24)が阪神戦で自身初のノーヒットノーランを達成した。レギュラーシーズンでは昨年9月9日にロッテ戦で達成した山本由伸投手(当時オリックス)以来、歴代89人目(101度目)の快挙となった。

 戸郷は150キロ超の直球でカウントを取り、追い込むと切れ味抜群のフォークやスライダーを低めに投げ込む理想的な投球を展開。3回と5回に失策、9回に四球で走者を出したが完璧な内容だった。

 巨人の投手によるレギュラーシーズンでのノーヒットノーランは、2018年7月27日に中日戦(東京ドーム)で達成した山口俊投手以来。ポストシーズンでは同年10月14日のクライマックスシリーズ・ヤクルト戦で、菅野智之投手(34)が記録している。

 チームは連敗を4で止め、甲子園で今季初勝利をマークした。