◇6日 サッカーW杯北中米大会アジア2次予選B組第5戦 ミャンマー―日本(ヤンゴン)

 日本代表は、前半のうちに2得点を先取し、終始優位に試合を進めた。これまで4バックを基本としてきた森保ジャパンだが、DF谷口彰悟(アルラヤン)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、橋岡大樹(ルートンタウン)の3バックに。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで18位の日本が163位のミャンマーに、盤石の勝利を収め、首位での最終予選進出が決まった。

 約7カ月ぶりに代表復帰したMF鎌田大地(ラツィオ)が早速得点に絡んだ。前半17分、ロングボールを左ウイングバックのMF中村敬斗(スタッド・ランス)に供給。抜け出した中村はドリブルで攻め込み、ゴール左を陥れた。

 同34分には、鎌田のシュートが左ポストをたたいたところにMF堂安律(フライブルク)が左脚で詰め、追加点を挙げた。

 後半は、引いて守る相手になかなか得点できなかったが、同30分、途中出場のMF相馬勇紀(カザピア)の右からのクロスにFW小川航基(NECナイメヘン)が頭で合わせ、ダメ押し点を奪った。同38分にも小川は得点した。試合終了間際には、中村もこの試合自身2点目を奪った。

 また、MF鈴木唯人(ブレンビー)がハーフタイムで投入され、代表デビューを飾った。

 日本は11日、2次予選最終戦となるシリア戦(Eピース)に臨む。