地元・玉野が育んだ食材をふんだんに使用したオリジナルメニューを提供

岡山県の南端、瀬戸内海に面した場所に位置する玉野市。

市内のほぼ中央部に位置する〈みやま公園〉は、県内有数の桜の名所としても知られています。

〈みやま公園〉。東京ドーム40個分の広さを誇る敷地のなかに、道の駅のほかイギリス庭園やドッグラン、ミニパターゴルフ場などの施設が充実。

〈みやま公園〉。東京ドーム40個分の広さを誇る敷地のなかに、道の駅のほかイギリス庭園やドッグラン、ミニパターゴルフ場などの施設が充実。

四季折々の自然が楽しめるこの公園内で営業を行う〈道の駅 みやま公園〉に4月1日、〈Miyama cafe PUUT(みやまカフェ プート)〉がグランドオープンしました。

“玉野の食材をたっぷりと使った、身体が喜ぶ食事を味わえるパーク・カフェ”をコンセプトにしたこちらのお店。

店名に掲げた“PUUT”にはフィンランド語で「木々」という意味があり、内装にも〈みやま公園〉の豊かな木々や桜の花びらを連想させる色合いが採用されています。

グリーンやナチュラルベージュをベースにした店内。

グリーンやナチュラルベージュをベースにした店内。

そんな優しく華やかな空間でいただけるのが、道の駅でも販売している岡山県産の食材をふんだんに使った食事とスイーツです。

瀬戸内の地魚や岡山県のブランド肉をメインにした定食をはじめ、風味豊かな名産の雑穀を使ったいなり寿司、瀬戸内のレモンを使用したパウンドケーキやスコーンなどの自家製スイーツが揃います。

ランチメニューの「ピーチポークハンバーグ定食 みやまトマトソース」1430円。

ランチメニューの「ピーチポークハンバーグ定食 みやまトマトソース」1430円。

ランチメニューの「雑穀と白米の2色いなりと玉野おばんざい定食」1220円。

ランチメニューの「雑穀と白米の2色いなりと玉野おばんざい定食」1220円。

料理を盛りつける器にもこだわりが見られます。

セレクトを担当したのは、大正時代に柳宗悦(やなぎむねよし)らによって始まった民藝運動とも関わりが深く、幅広い手仕事の品々を取り揃える地元の名店〈くらしのギャラリー〉。

岡山県だけでなく、滋賀県や福島県の窯元でつくられた個性あふれる器が料理をさらに引き立てます。

カフェメニューは、どれも自家製。

カフェメニューは、どれも自家製。

また、同店では今が見頃の桜を愛でながらのピクニックにもぴったりなお弁当や焼き菓子、ソフトクリームなどのテイクアウトメニューも販売。

〈みやま公園〉は春に約7000本の桜が咲き誇るだけでなく、秋の紅葉も名物とあって、地産地消にこだわったカフェの誕生は訪れる人をさらに呼びそうです。

information

Miyama cafe PUUT 

住所:岡山県玉野市田井2-4464 道の駅みやま公園内

TEL:0863-33-0887

営業時間:8:00〜16:00(15:30L.O.)

定休日:火曜

アクセス:岡山駅からバスで約45分、瀬戸中央自動車道水島ICから車で約25分

Instagram:@miyamacafe_puut

*価格はすべて税込です。

writer profile

Mae Kakizaki

柿崎真英

かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。