日本橋にあるコレド室町1に2023年4月にオープンした「ミッシェルバッハ 日本橋」。兵庫県のスイーツ激戦区・夙川エリアで人気を誇る洋菓子店「ミッシェルバッハ」の東京・日本橋支店として、開業と同時にたちまち注目が集まりました。ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーと趣向を凝らしたスイーツをゆっくりといただき、カフェタイムを楽しんでみて。

人気洋菓子店がファン待望の東京進出

感度の高い店が集まった最旬トレンドの発信地でもある、日本橋のコレド室町1。金箔専門店「箔座日本橋」が2023年4月にリニューアルすると同時に、インショップとしてオープンしたのが「ミッシェルバッハ 日本橋」です。

「ミッシェルバッハ」は1982年に開業した兵庫・夙川の人気洋菓子店。「クッキーローゼ」などのロングセラー商品をオーナーの須波 宏晋さんが確かな技術で継承して進化させ、パリで修業した経験からくる感性を取り入れた商品を展開して多くの人を魅了しています。須波さんと「箔座日本橋」が以前から交流があってコラボイベントをする仲だったため、「ミッシェルバッハ 日本橋」が生まれました。

ゆったり寛げるモダンな空間

本店にはないカフェスペースがあるのが嬉しいポイント。落ち着いたトーンの店内にアーティスティックな絵画や異国情緒のある絨毯が配され、さりげなくセンスが光ります。一人でも居心地よく過ごせる、ゆったりとした時間が流れています。

ショーケース内にあるイートイン商品は、本店で販売をしている商品の中からコーヒーに合う生菓子を厳選。なかには日本橋店でしか食べられない限定商品まであるので、どれにしようか本気で悩んでしまいそうです。

スイーツとの相性も抜群なこだわりのコーヒー

スイーツだけでなく、コーヒーにも力を注いでいるのが見どころです。須波さんと日本橋店の店長・夏井さんが惚れ込んだ、沖縄の人気ロースター「YAMADA COFFEE OKINAWA」のコーヒー豆を使用。ハンドドリップで淹れられたコーヒーから立ちのぼる香りに包まれ、ほっとひと息リラックスできますよ。

おすすめのイートイン商品はこちら

「YAMADA COFFEE OKINAWA」のブレンド・MELLOWを使用した「コーヒーゼリー」は、日本橋店限定のメニュー。ゼラチンをコーヒーでふやかすことによって、すっきりとした苦味と香ばしさがしっかり引き出されています。バニラアイスの甘味が加わると至福の味わいです。

本店でも人気のケーキが、南フランスのリゾート地・ニースをイメージした「NICE」。なめらかな口当たりのオレンジムースとオレンジジャム、レモンクリームで構成されています。柑橘の爽やかな風味と香りが心地よく、ココナッツの甘い香りに心が弾みますよ。

テイクアウト商品は喜ばれる手みやげに

2024年のバレンタイン時期に新発売したパウンドケーキの「good cacao 2024」。焦がしバターを使ったしっとりリッチな生地は、深みのある濃厚な味わいでチョコレートをしっかりと感じられます。オレンジシロップが香り高く良いアクセントになっているので、最後のひと口までおいしく食べきれます。冷やすと更にしっとりとして、ガトーショコラのようになりますよ。

多くのフィナンシェは平たい台形型ですが、同店のフィナンシェは愛着の沸く丸型。小麦粉と米粉を配合した生地を、高温短時間でしっとり焼き上げています。シチリア産アーモンドと焦がしバターをたっぷりと入れ、ひと口ごとに芳醇な味わいが口いっぱいに広がっていくさまは贅沢そのもの。「フィナンシェナチュール」とコーヒーだけでも素敵なブレイクタイムを過ごせそうです。

贈り物に人気の「マカロン」は同店の自信作のひとつ。シチリア産アーモンドが贅沢に香るしっとりとした生地に、濃厚なチョコレートガナッシュが挟んであります。生地とガナッシュの一体感がよく、ひと口食べると夢心地のおいしさです。

本格コーヒーをテイクアウトでも楽しみましょう

コーヒーやカフェオレはテイクアウトすることもできます。「Togo COFFEE」は、「YAMADA COFFEE OKINAWA」のブレンド・MELLOWを使用。香ばしさと軽やかなあと味が飲みやすく、どんなシーンにもマッチする味わいなので、テイクアウトのみの利用でも気軽に立ち寄ってみてください。

“幻のクッキー”と呼ばれるほど大人気の「クッキーローゼ」は、数量限定で月1回ほど日本橋店でも販売をしています。公式Instagramのストーリーズで販売前日か当日に告知されるため、タイミングよく入手できた方はラッキー♪ コメントやDM、電話で問い合わせても案内はしていないため、気になる方はストーリーズを小まめにチェックしてみてくださいね。