ドジャースの大谷翔平選手(29)が2日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたドジャース財団主催のチャリティーイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に妻真美子さんとともに出席した。公式戦の合間にリラックスしたひとときを過ごし、新婚生活についても「生活のリズムとか徐々にできている」と真美子さんへの感謝を口にした。

 大谷は真美子さんを伴い、ブルーカーペットを歩いて登場した。ブランドアンバサダーを務める「BOSS」の黒スーツ姿で、夫人も袖がシースルーの黒のセットアップとおそろいの“黒コーデ”。左手薬指にはともに指輪が光っていた。ドジャース財団による毎年恒例のイベント。2人は肩を寄せ合うように写真撮影に応じ、「伝統的にやっているみたいなので、楽しみにしていた」と笑顔を弾ませた。

 パーティーに続いてグラミー賞4回受賞の英国人歌手、エド・シーランのライブパフォーマンスもあり、「コンサート自体に来るのが初めてなんで、それ自体をまず楽しみたいなと思います」と穏やかな表情を浮かべた。ステージからグラウンドに降りる階段で、真美子さんの右手を握ってエスコートする姿がステージ脇のビジョンに映し出された際には、場内に黄色い歓声が響いた。

 開幕前に真美子さんという伴侶を得て、始まった移籍1年目。「まだシーズンが始まって間もないので、本当にきつくなるのはこれからかな、と思います」とした上で、「生活のリズムとか徐々にできていると思うので、もっと慣れてくればやりやすくなるのかなと思います」と支えてくれている夫人への感謝を口にした。

 ロバーツ監督やベッツ、フリーマンら主力も参加。入団会見時に着用した青いチェック柄のスーツで現れた山本も「こういうイベントが今まであまりなかったので、いいなと思う」と、にぎやかな雰囲気を満喫した。シーズンさなかの束の間のひととき。リフレッシュした大谷らは3日から本拠地6連戦に挑む。