「楽天1−4オリックス」(2日、はるか夢球場)

 この日、1軍に初昇格した楽天のドラフト6位ルーキー・中島大輔外野手が、プロ初打席で初安打を放った。「めっちゃ緊張してたのであんまりよくわかってないですけど、うれしいです」と白い歯をこぼした。

 3点を追う九回、先頭として代打で起用されると、オリックスの抑えマチャドの直球に果敢にスイング。初球はファウルとなったが、4球目を捉えた。打球は一塁手の前で大きく跳ね、右線を抜ける二塁打となった。「初球から振れたのが一番よかった。たまたま跳ねてくれてラッキーだった」と話した。

 今江監督も「スタートラインに立ってこうやって結果を出したことは彼にとっても大きかったしチームも盛り上がりました」とたたえた。中島は「また機会をもらえれば勢いよくというか、思い切ってプレーするだけだと思うので頑張ります」と力を込めた。