「有力馬次走報」(2日)

 有力馬の次走報は「うま屋ギガ盛り」にお任せ!東西トレセンで連日取材を続ける取材班が最新情報をお届けします。

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 ◆帝王賞を制したキングズソード(牡5歳、栗東・寺島)は放牧を挟み、南部杯(10月14日・盛岡、ダート1600メートル)の始動を視野に。「大井で行われる東京大賞典(12月29日・大井、ダート2000メートル)は使いたい。その前にチャンピオンズC(12月1日・中京、ダート1800メートル)に行くかどうか」と師。

 ◆ケンタッキーダービー5着のテーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大)は、両前脚の膝の骨折が判明。既に手術を終えたが、全治6カ月の診断で、復帰は年明の見込み。僚馬で左前脚に熱感が出たため北九州記念を回避したサウンドビバーチェ(牝5歳)はCBC賞(8月18日・中京、芝1200メートル)へ。

 ◆5月28日の調教騎乗中に右足首を骨折した柴田裕一郎騎手(19)=栗東・中竹=は先月29日から調教騎乗を再開しており、来週13日の小倉競馬で復帰する見込み。

 ◆ダービー8着のエコロヴァルツ(牡3歳、栗東・牧浦)は、セントライト記念(9月16日・中山、芝2200メートル)か、神戸新聞杯(9月22日・中京、芝2200メートル)で始動。

 ◆北九州記念2着のヨシノイースター(牡6歳、栗東・中尾)は、状態次第でCBC賞とセントウルS(9月8日・中京、芝1200メートル)の両にらみ。同3着のモズメイメイ(牝4歳、栗東・音無)、15着のメディーヴァル(牡6歳、栗東・寺島)はアイビスSD(28日・新潟、直線芝1000メートル)へ。4着のカンチェンジュンガ(牡4歳、栗東・庄野)、5着のショウナンハクラク(牡5歳、栗東・松下)、7着のメイショウソラフネ(牡5歳、栗東・石橋)はCBC賞を視野に。9着のエイシンスポッター(牡5歳、栗東・吉村)はキーンランドC(8月25日・札幌、芝1200メートル)に向かう。

 ◆巴賞3着のアケルナルスター(牡5歳、美浦・清水英)、4着のオニャンコポン(牡5歳、美浦・小島)は函館記念(14日・函館、芝2000メートル)を予定。

 ◆クイーンS(28日・札幌、芝1800メートル)を目指すコンクシェル(牝4歳、栗東・清水久)は横山武で臨む方針。