プロゴルファーの菅沼菜々(すがぬま・なな)が自身のインスタグラムを更新。「ヤマハレディースオープン葛城」の戦いを振り返りました。

「ファンの方々に恩返しできるよう」

◆国内女子プロゴルフ<ヤマハレディースオープン葛城 3月28〜31日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6455ヤード・パー72>

 女子プロゴルファーの菅沼菜々が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

4戦連続予選落ちと開幕から苦戦が続く菅沼菜々 写真:Getty Images
4戦連続予選落ちと開幕から苦戦が続く菅沼菜々 写真:Getty Images

 3月28日から31日まで開催され、ツアー通算10勝目を手にした小祝さくらの優勝で幕を閉じた「ヤマハレディースオープン葛城」。22年は3位タイ、昨年は10位タイと過去に好成績を収めていた同大会での活躍に期待がかかっていた菅沼でしたが、本来のプレーを見せることができず予選落ちを喫していました。

 昨季は初優勝を含むツアー2勝を挙げた菅沼ですが、今季はここまで出場した4試合すべてで予選落ち。

 31日に更新されたインスタグラムでは「応援ありがとうございました」と書き出し、「苦しい日々が続きますが、きっと未来は明るいと信じて自分を信じて、自分を責めすぎず一日一日を大切にしたいと思います」と悔しさをにじませた思いをつづりました。

 続けて「成績が良くない時でも、変わらぬ応援してくださるファンの方々が大好きです」とメッセージを添え、最後に「そんな、優しくすてきな私のファンの方々に恩返しできるように今は耐えて、頑張ります」と意気込みを語った菅沼。

 次戦は5日開幕の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」に出場予定。この投稿には渋野日向子、西村優菜、吉田優利ら多くのプロゴルファーから「いいね!」が届き、開幕から苦しい戦いが続く菅沼が語った“決意表明”に大きな注目が集まっています。

菅沼 菜々(すがぬま・なな)

2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。23年「NEC軽井沢72ゴルフ」では、神谷そらとのプレーオフを制して悲願の初優勝を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属。

e!Golf編集部