きれいな海を守る大切さを伝えようと松山海上保安部は6日、愛媛県松山市西野町のえひめこどもの城で環境保全がテーマの紙芝居を披露し、子どもたちに「海や砂浜に捨てられたプラスチックごみは、海の生き物の命を脅かす」と訴えた。
 紙芝居「うみがめマリンの大冒険」は、海上保安庁が独自に作った作品で、ウミガメが好物のクラゲと間違えてレジ袋を食べ、危うく死にそうになり、海上保安官らに救われる物語。海に流れ着いたプラスチックごみが海洋生物や海鳥に与える影響を説明する。
 松山海保管理課の高橋真雄総務係長は「海を大切にしようと一人一人が心がけて」と呼びかけた。