母の日に手作りのパンをプレゼントしようと、愛媛県松山市西垣生町の木の実幼稚園の園児約240人が10日、園でパン作りに挑戦した。日頃の感謝を生地に込め、お母さんの顔をモチーフにした世界に一つだけのパンを作った。
 給食のパンを納入している篠崎ベーカリー(伊予市)の協力を得て、約30年前から食育を兼ねて取り組んでいる。
 子どもたちは白・茶・赤の3色の丸い生地を用い「お母さんの髪はもうちょっと長いなあ」「白と赤をまぜたらどんな色になるかな」などと考えながら完成させた。パンは伊予市内の工場に運んで焼き上げる。