「勉強だけはしておいた方がいい」と中学生に訴え

 俳優の高橋文哉が25日、都内中学校で行われた映画『からかい上手の高木さん』中学生限定試写会に永野芽郁と共に出席。生徒たちに向かって「勉強だけはしておいた方がいい」と思いを吐露していた。

 シリーズ累計1200万部を突破した山本崇一朗による同名人気コミックを、恋愛映画の名手・今泉力也監督で実写映画化した本作。中学生時代、からかいバトルを繰り広げていた高木さんと西方は10年後、教育実習生と体育教師として母校で再会を果たす……。

 約200人の中学生から悲鳴に近い歓声を受けながら登場した高橋。その姿を見て泣き出す生徒もいるなどハイボルテージの会場を見渡した高橋は「嬉しいですね」と照れくさそうな笑顔を見せる。

 司会者から「中学生に戻ったら何をしたいか?」と聞かれた高橋は「勉強だけはしておいた方がいいと思う。僕がいま学生に戻れるなら勉強をします」と即答すると「大人になると自分から学びに行かなければならない。僕にも学びを与えていただきたい」と中学生たちを羨ましそうに見ていた。

 そんな高橋は中学時代「国語が好きでした」と語ると、その理由について「僕は漢字が大好きで、クラスメイトの名前や、目に見えた漢字をノートに何度も書く傾向があるんです。いまでも役をもらったとき、台本に書けなくなるまでフルネームを書きます」と漢字マニアであることを告白する。

 この日は中学生たちからの質問に答えるコーナーも。「気になっている人に近づく方法」を問われた高橋は「僕は共演者と仲良くなるために、相手が好きな趣味を同じぐらい語れるように頑張ってみます」と回答する。すると永野は「私の時はしなかったよね?」と鋭い突っ込みが。

 高橋は「趣味なんでしたっけ?」と尋ねると永野は「運転とか楽器とか……。いま初めて趣味を聞かれましたけど」とさらに突っ込みを入れ、高橋をタジタジにさせていた。ENCOUNT編集部