6月27日よりNetflixにて配信

 俳優の出口夏希が18日に、都内にて行われたNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』配信記念イベントに出席。本作で印象的に登場するガーベラの花々で彩られた華やかな会場にて、主演を務めたKing & Prince永瀬廉と三木孝浩監督とともに、配信スタートを前に撮影時のエピソードを語った。

 本作は、森田碧氏によるベストセラー小説『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社刊)をNetflix映画として映像化。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計35万部を突破した。

 突然余命を宣告された主人公・早坂秋人のヒロインを演じる出口は撮影中の印象的なことを聞かれると「2人が出会ったきっかけは絵なんですけど」と切り出し、「永瀬さんの描いた絵が、すごく個性的で今でも覚えています。ピカソでした(笑)」と明かした。

 その言葉を受けた永瀬は「僕は本気で描いていたんですけど、どうしても目から描いていて黒目の焦点が合わないんです。ホラーな絵に近づいちゃいました。本編に使われていたら涙も引っ込むと思います」と認めつつも「でも、アートって死後に評価されると思っているので」と自身をフォローした。ENCOUNT編集部