西武百貨店札幌店の跡地では、「北4⻄3地区第⼀種市街地再開発事業」により再開発を実施。2028年に竣工予定だ。

札幌駅前、西武百貨店札幌店の跡地を再開発

JR札幌駅前に位置し、2009年閉館した西武百貨店札幌店の跡地などを再開発する「北4西3地区第⼀種市街地再開発事業」。地下鉄南北線さっぽろ駅の改修工事と共に進められ、南北線さっぽろ駅の機能拡張や街区の内外をつなぐ地下歩行者ネットワークの整備など、交通利便性の向上も図る。

“地上32階地下7階”商業施設や地下鉄直通通路も

新たに建設されるビルは、地上10階・地下7階の「北棟」、地上32階・地下5階の「南棟」から成る。「北棟」と「南棟」にわたって商業施設が展開されるほか、「南棟」の地下では地下鉄南北線さっぽろ駅との直通通路、上層階ではオフィスなどを設ける予定だ。約165mの高層ビルで、札幌駅前の新たなシンボルとなるような施設を目指す。

詳細

「北4西3地区第⼀種市街地再開発事業」
竣工時期:2028年
住所:札幌市中央区北4条西3丁目
区域面積:約1.7ha
敷地面積:約1.1ha
延床面積:約203,290 ㎡
高さ・階数:約165m・地上32階、地下7階