千年以上の歴史を誇る相馬野馬追は、27日、祭りを締めくくる神事「野馬懸」が行われました。

野馬懸は、騎馬武者らが、馬を相馬小高神社の境内に追い込み、御小人と呼ばれる白装束姿の男たちが、素手で捕まえる神事です。

最初に捕まえた馬は、地区の平穏を祈る神馬として神社に奉納しました。

■埼玉県からの観光客は

「裸馬を素手で捕まえる、これが他ではないので、迫力があっていい」

相馬野馬追は、2024年から猛暑を避けて2か月早く行われ、真夏の祭りから初夏の祭りとして新たな歴史を刻みました。