警視庁第二捜査課を名乗る者に、福島市の60代の男性が、現金200万円をだまし取られる詐欺被害がありました。

詐欺の被害に遭ったのは、福島市に住む60代の男性です。

警察によりますと、5月27日午前11時40分ごろ、携帯電話事業者を名乗る者から、「あなた名義の携帯電話契約について警察が捜査している」などと男性の携帯に電話がありました。

その後、電話をかわった警視庁捜査第二課を名乗る者から、「あなたに対する逮捕状が出ていて、口座が凍結される」「凍結する前に生活費を安全な別の口座に入れてください」などと言われたということです。

男性は、指定された個人口座に現金200万円を送金しました。

男性がその後、かかってきた電話番号をインターネットで検索したところ、詐欺の情報が寄せられていたことから、被害が発覚したということです。

警察は、身に覚えのない金銭要求の電話やメールがあったときは、詐欺を疑い、すぐに警察に通報、相談してほしいとしています。