白河市の6月市議会は、冒頭、議長が辞職するなど混乱のなか始まりました。

白河市議会は4月の臨時会で女性職員にストーカー行為やパワーハラスメント行為を行っていたとして、北野唯道議員(84)に議員辞職勧告を決議しました。

しかし北野議員は、「当時は市販薬の副作用がありパワハラやセクハラに当たらない」などと反論した上で、名誉棄損などで議長らの告訴状を警察署に提出し。6月13日に半年ぶりに議会に出席しました。

筒井孝充議長は議会冒頭で「決議の重さを再認識してもらいたい」と述べた上で「議会に混乱を招いた」として議長を辞職しました。

新議長に石名国光議員を選び、ハラスメント防止条例などについて審議する予定です。

筒井議員は「議長辞職は北野議員の告訴とは関係ない、負けたわけではない」と発言しています。