2日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、154円25銭から156円28銭まで値を上げた。日本の為替介入とみられる円買いが下押ししたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め的な政策の継続をにらみ、ドルの買戻しが強まった。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円25銭から156円28銭、ユーロ・円は165円31銭から167円38銭、ユーロ・ドルは1.0707ドルから1.0720ドル。

【要人発言】

・神田財務官

「為替介入の有無は今お話しできることはない」

・日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18-19日分)

「時間をかけてゆっくりと着実に金融正常化を進めることが適当」

「国債買入れ、今後は能動的な金融政策手段として用いない」(何人かの委員)

【経済指標】

・日・4月マネタリーベース:前年比+2.1%(3月:前年比+1.6%)

・豪・3月貿易収支:+50.24億豪ドル(予想:+73.0億豪ドル、2月:+65.91億豪ドル←+72.8億豪ドル)