10日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、朝方に一時155円26銭まで下落。其の後はドルに押し目買いが強まり、正午にかけて155円77銭まで切り返した。ただ、日経平均株価の上げ幅縮小で円売りは後退した。

・ユーロ・円は167円42銭から167円95銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0785ドルから1.0771ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値38,361.79円、高値38,741.88円、安値38,126.91円、終値38,229.11円(前日155.13円高)

・17時時点:ドル円155円60-70銭、ユーロ・円167円80-90銭

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替水準についてはコメントを控える」

「為替水準、適切かどうかを言えば不測の影響を与える」

「為替の動向を注視しており、必要なら適切に対応する」

【経済指標】

・日・3月家計支出:前年比-1.2%(予想:-2.3%、2月:-0.5%)

・日・3月経常収支:+3兆3988億円(予想:+3兆4546億円、2月:+2兆6442億円)

・日・4月景気ウォッチャー調査・現状判断:47.4(予想:50.3、3月:49.8)

・英・1-3月期GDP速報値:前年比+0.2%(予想:0.0%、10-12月期:-0.2%)

・英・3月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想:-0.5%、2月:+1.0%←+1.1%)

・英・3月貿易収支:-139.67億ポンド(予想:-144.00億ポンド、2月:-141.33億ポンド←-142.12億ポンド)