東北高校馬術選手権大会で22年ぶり6回目の団体優勝を果たした福島県の相馬農高馬術部は27日、南相馬市役所を訪れた。門馬和夫市長に喜びを報告し、全国大会に向け健闘を誓った。

 薄井我光部長(3年)、田仲永愛副部長(2年)、伊東成吾さん(3年)、小林海斗さん(2年)、横山帆香さん(同)の登録選手5人と部員の1、2年生、志賀勲校長、渡辺貴洋顧問が訪れた。

 薄井部長らは6月8、9の両日、市内原町区の市馬事公苑で開催された東北大会を振り返った。部員一丸となって最後まで緊張感を高めて臨めたことで、22年ぶりとなる優勝を手にしたと報告した。

 さらに2年連続で挑む全日本高校馬術競技大会に向け、薄井部長は「昨年は1回戦敗退で悔しい思いをした。感謝の気持ちを忘れず、県さらに東北の代表として、頑張りたい」と決意を述べた。

 門馬市長は激励金を交付し「みなさんの活躍は市民の誇り。全国大会でも存分に力を発揮してほしい」とあいさつした。

 全国大会は7月23〜26日まで、静岡県御殿場市で開催される。

(相双版)