福島県須賀川市の橋本克也市長は28日、市役所で定例会見を開き、プラスチック資源の収集方法の変更や遠隔手話サービスの導入などを発表した。

 須賀川市は2025(令和7)年4月から、可燃ごみとしているプラ製品全般を、プラスチック資源として分別収集する。

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づいた対応。現在もプラスチック資源として収集しているペットボトルなどの「容器包装」とともに、中間処理施設で選別、保管などを行う。指定法人を活用してリサイクルする。

 今年7、8の両月に新栄町町内会と十貫内区でサンプル調査をし、分別基準を検討する。

 市は7月1日から遠隔手話サービスを始める。市内に住み、音声での通話が困難な聴覚に障害がある人が対象。自分のスマートフォンなどから、ビデオ通話を使い、自宅や外出先から手話通訳者の意思疎通支援を受けることができる。

 利用時間は、12月29日から1月3日を除く平日の午前8時30分から午後5時15分まで。

 11月16、17の両日に市内で開催する「すかがわ空想フェス2024」で、市内の小中学生を対象に空想をテーマとしたイラストを募ることも発表した。夏休みの任意課題とし、作品は会場内などに展示する。

(県南版)