国の重要無形民俗文化財に指定されている福島県喜多方市慶徳町の「慶徳稲荷神社御田植祭」に参加する慶徳小の児童は6月27日、同校で稽古に汗を流した。本番に向け、練習に熱が入っている。

 3〜6年生の児童計38人が参加し、保存会の会員指導の下、かさや苗かご、しの笛を身に着け、豊作を祈る「早乙女踊り」の動きを入念に確認した。踊りを担当する山口史奈さん(6年)は「3年間経験し上達してきた。最高学年としてみんなを引っ張っていきたい」と意欲を語った。

 御田植祭は7日午後1時30分から、慶徳稲荷神社周辺で執り行われる。

(会津版)