陸上女子の2種目でパリオリンピックの代表に内定している田中希実選手が、出身地の兵庫県小野市の市長を表敬訪問しました。

 午前9時すぎ、小野市役所に到着した田中選手を、市の職員たちが大きな拍手で出迎えました。

 田中選手は小野市出身で、パリオリンピックでは陸上女子の1500メートルと5000メートルの代表に内定しています。

 表敬訪問で、小野市の蓬莱市長から激励を受けた田中選手は、オリンピックに向けた意気込みを、力強く語りました。

「結果はどうあれ、『充実していた、幸せだった』と言えるような、その幸せが周りにも伝播していくような走りがしたいな、と思いますし」

 パリオリンピックで、田中選手が最初に出場する女子5000メートルの予選は、日本時間の来月3日に予定されています。