アメリカで人気急上昇のスポーツ「ピックルボール」なら人が出会い、新たなビジネスの機会も得られるかもしれない。

3日、都内で行われたのは、オンライン名刺サービスを提供するSansan主催のビジネスイベント「Sansan Pickleball Challenge」。

渋谷にオフィスを構えるベンチャー企業やスタートアップの起業家などが集まった。

一見、立食パーティーのように見えるが、会場の奥で始まったのは、話題のラケットスポーツ。

Sansan ピックルボール推進担当・小池亮介さん「ピックルボールというスポーツを通した出会いも会社として取り入れていったら、面白いことになるのではないかと思い(イベントに)今回スポーツを取り入れた」

「ピックルボール」はテニス、卓球、バドミントンを掛け合わせたような、アメリカで人気急上昇中のスポーツ。

競技人口は890万人にのぼる。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏をはじめとする起業家が愛好していたり、プロテニスプレーヤー・大坂なおみさんが投資をするなど、ビジネスとしても注目を集めている。

そんなピックルボールを通じて、新たな出会いを生み出し、ビジネスの発展を目指した今回のイベント。

参加者には、ランダムに番号が書かれたカードが配られており、連番同士でペアに。

初対面同士でプレーをすることで、特別な時間の共有を生み出すこのイベントに参加者は...。

オンラインスクール経営「偶然のつながりができるというのが一番リアルなイベントのいいところだと思うが、スポーツはペアリングで、それ(つながり)が自然に生まれるので、それがいい」

体験後、2人はオンラインで名刺交換。
ピックルボールを通したビジネス交流が広がっていた。

ベンチャーキャピタル「(ピックルボールという)共通の話題があるから、『ピックルやりました?』、『どうでした?』と話せるから、カジュアルに仲良くなれて良かった。

EC系スタートアップ「(通常のイベントは)結構ビジネスチックに固くなる。スポーツがあると 、もっとくだけた会話から入れるので、関係構築という意味でもすごく良いと思う」

Sansan ピックルボール推進担当・小池亮介さん「ピックルボールを積極的にビジネスにわれわれの取り組みとして活用させてもらいつつ、ピックルボールを広める手伝いもできればと思っている。ベンチャー企業が元気になれば日本の経済、日本のビジネスシーンを活発にしてくれると思うし、それが転じてわれわれのサービス自体もさらに活発になる、このいい循環が起こせればなと思う」

ピックルボールの普及が、日本のビジネス発展の一翼を担うかもしれない。