中国版のゴールデンウィークがスタートする中、天津市で開催される中国最大級の音楽フェスに「YOASOBI」が出演へ。
10万人の観客が訪れるというイベントで、早くも多くのファンがヒートアップする状態となっている。

天津市の音楽フェスティバル会場から、FNN北京支局・河村忠徳記者が中継でお伝えする。

会場内にある公式販売グッズには常に行列ができていて、中国でもYOASOBIの人気の高さがうかがえる。

グッズを買った人に話を聞いてみたが、「今までインターネットで聴いていたYOASOBIの曲を直接、ここ中国・天津で聴くことができるのは非常に楽しみ」と話していた。

YOASOBIが曲を披露するのは日本時間の午後9時半ごろを予定していて、2日のフェスに参加するアーティストの中では一番最後となる。

まだ5時間以上あるが、それでもYOASOBIのファンが多く訪れている。

――日本からのファンなどは訪れている?

日本からのファンというのは、まだそんなに来ていない。

なぜかというと、日本人が中国に短期滞在する際のビザの免除について、まだ解禁がされていないから。
そのため、観光目的で日本から中国に来るにはまだハードルが高く、少ないのが現状。

ただ、ビジネスなどでもともと北京にいる人たちの間では、YOASOBIが中国に来るというのは非常に話題になっていて、(河村記者の)仕事の関係者の中でも「絶対、天津に行って見に行く」といった人たちの声が多く聞かれたのも実情。