G7(先進7カ国)外相会合のためイタリアを訪問中の上川外相は18日、ウクライナのクレバ外相と会談した。

会談で、上川外相はロシアによる侵攻が続くウクライナの状況について、「厳しい状況が続いているが、ウクライナの国民の勇気と忍耐強さにあらためて心からの敬意を表したい」と述べたうえで、「岸田首相の訪米やG7外相会合においても、ウクライナは主要なテーマであり、今後もあらゆる機会でウクライナを支えるわれわれの結束は揺るがないことを示していく」と伝えた。

これに対し、クレバ外相は、G7の場を含めて日本との協力について議論したいと述べ、日本からのこれまでの支援に対し、あらためて深い感謝の意を示した。

またクレバ外相から、現在のウクライナの状況に関する説明があり、両者は引き続き緊密に連携していくことで一致した。