フェイエノールトの指揮を執るスロット監督

 イングランド1部リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、今季限りでのクラブ去ることが決まっている。そのなかで後任にオランダ1部フェイエノールトで指揮を執るアルネ・スロット監督が急浮上。移籍市場のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が両クラブ間で合意したと伝えた。

 今年1月に今季限りでの退任を発表したクロップ監督。その後任に急浮上していたスロット監督が新シーズンから指揮を執るとロマーノ氏は公式SNSを通して伝えた。「フェイエノールトとリバプール間で保障について合意が締結され、スロット監督の契約詳細もすべて決定した」と投稿。複数メディアも報じている。

 オランダ人のスロット監督は2019年からAZアルクマールで指導者キャリアをスタートさせ、21年からフェイエノールトを指揮。今季3シーズン目で、1年目はUEFAカンファレンスリーグの決勝へ進出。2年目でリーグ制覇へと導き、今季はKNVBカップを優勝。今シーズンもすでにKNVBカップ優勝を果たしており、リーグでは2位の上位に食い込んでいる。日本人選手ははAZ時代にDF菅原由勢を、現在はFW上田綺世を指導している。

FOOTBALL ZONE編集部