監督業への熱意も改めて明かす

 EURO(欧州選手権)2024は、6月14日から7月14日の期間ドイツで開催される。24か国が出場して欧州の最強国を決めるこの大会には世界中も注目。今年1月にイタリア1部ASローマの監督を解任されてから、フリーになっているジョゼ・モウリーニョ氏が、優勝クラブを予想した。英紙「メトロ」が報じている。

 モウリーニョ氏がドイツで開催されるEURO2024の優勝候補に3つの国の名を挙げた。「私にとって、最も強い3つのチームの戦いだ。ポルトガル、フランス、イングランドだ。サプライズは起こりうる。だが、選手の質と量を考えると、ポルトガルは勝たなければいけないと思っている」と、祖国への期待を込めた。

 そして、モウリーニョ氏はポルトガル代表の監督に就任していた可能性があったことを明かしている。「私には代表チームの監督になる、本当に高い可能性があった。(ロベルト・マルティネス)監督は素晴らしい仕事をしており、素晴らしい世代の選手たちが揃っている。上手くいってほしい、つまり勝ってほしいね。勝つことを継続して、W杯に行きたい。いつかそれが起こるかもしれない。私はポルトガルのクラブからは招待を受けていないよ」と、コメントした。

 そして、自身の将来についてモウリーニョ氏は「起きるべきことは、起きる。私は自分の歴史が重いことを知っている。勝利に向いていないチームを指導している時であっても、人々は常に私に勝つことを期待する。私は過去2年、ヨーロッパ大会の決勝に2回出場したが、もっと戦いたい」と、監督業を続ける意向を示した。

FOOTBALL ZONE編集部