アジア2次予選が6月に行われる

 北中米ワールドカップ(W杯)出場の懸かったアジア2次予選が、6月に再開する。日本代表はすでに4連勝で最終予選への進出が決定。一方、韓国代表の現状には母国メディアが「シンガポールと中国に勝利しないと生き残れない」と警鐘を鳴らす。

 2月16日にドイツ人のユルゲン・クリンスマン前監督を解任した韓国。現在はU-23の同国代表を率いるファン・ソンホン氏が、暫定で指揮を執っている。W杯アジア2次予選において、韓国は3月のタイとの2連戦で1勝1分(1-1/3-0)。現在4試合を終えて勝ち点10となりC組1位となっている。

 6月6日にアウェーでシンガポールと、同11日にホームに中国を迎えるなか、韓国の総合ニュースサイト「news1」は「日本とイランは避けたい…最終予選“ポット1”に必要な6月の2連勝」と、この試合の重要性を伝えた。

 今回のレギュレーションでは、最終予選は合計18チームを6チームずつ3グループに振り分ける。各グループ1位と2位がW杯本大会への切符を手にできる仕組みだ。

「news1」はその先を見据えて、出場できた歳のW杯本大会でのグループ分けについて考察。W杯のポッド分けに関係するFIFAランキングでは日本がトップ、続けてイラン(20位)、韓国(23位)、オーストラリア(24位)と続く。「アジア予選でポイントを蓄積できなければ、(ポッド分けに影響し)W杯本戦で重荷になりかねない」と不安を抱いていた。

FOOTBALL ZONE編集部