リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今季限りで退任することが26日にリバプールの公式サイトで発表された。マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(ペップ)監督がこれまで幾度もなく戦ってきた盟友へメッセージを送った。シティの公式サイトがペップ監督のコメントを掲載している。

 ボルシア・ドルトムントで指揮を執っていたクロップ監督は、2015年4月に退任を発表。そして、2015年10月にリバプールの監督に就任となった。これまでプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、クラブワールドカップなど数々のタイトルを獲得。2019年、20年と2年連続でFIFA最優秀監督賞に輝いた名将である。

 そんなクロップ監督は昨年11月にクラブへ辞任する意向を伝え、このタイミングで退任が発表となった。FAカップ4回戦トッテナム戦の勝利後に会見に臨んだシティのペップ監督はクロップ監督の退任について聞かれると、「良く眠れそうだ」と冗談混じりに話した。

 続けてペップ監督は「リバプールとの対戦はいつも悪夢だった。彼の退任は寂しい。みんなと同じように私もショックだよ。彼は我々の一番のライバルで、個人的に私の人生の中で最高のライバルだ。彼のやり方をリスペクトしているし、ポジティブさを見るのは嬉しかった。幸運を祈るよ」などと盟友に向けてメッセージを送った。

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