韓国代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選でタイ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。FIFAランキングでは韓国代表が22位、タイ代表が101位であり、順位で大きく下回る相手に勝てなかったことで、韓国紙『朝鮮日報』が失望した様子で報じている。

 暫定的に韓国代表を率いるファン・ソンホン監督は、ソン・フンミンやチョン・ウヨン、チュ・ミンギュなどを先発起用。42分には、イ・ジェソンからパスを受けたソン・フンミンが左足で先制点を決める。先にリードした韓国代表だったが、61分にタイ代表のスパナット・ムエンターにゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。その後はイ・ガンインなどを投入し、打開しようとするが追加点は入らず。試合は1-1の引き分けに終わっている。

 同紙は「親善試合ではなく、今回の試合は必ず勝たなければならない試合だった。なぜなら、どう考えても韓国代表の絶対的優勢だったからだ。この日の試合前まで対戦戦績は30勝7分8敗で韓国優位。FIFAランキングでは韓国22位、タイ101位だった。そのため、韓国の楽勝が予想されていた」と報じ、試合前まで勝利は必然だったとの見解を示している。しかし、勝利を逃したことで、同紙は「結果は引き分けだったが、タイ代表の選手たちは勝ったようにお互いに抱き合って喜んだ。絶対に勝利が必要な韓国代表チームは試合終了とともに首を下げた」と、失望した様子で報じた。また、監督交代劇や内紛騒動もあったため、「雰囲気を変えるためにも勝利しなければならなかった」とも伝えている。

韓国国会議員が日本代表ユニフォームを問題視「政治利用だ」
英国人が見たサッカー日本代表対ベトナム戦「これはヤバイ!」「久保建英は…」「三笘薫の不在は思ったより…」
【アジア杯グループリーグ順位表】AFCアジアカップカタール2023<組み合わせ>