英メディア『Liverpool ECHO』が、現地時間28日にリバプールの選手たちの今シーズンにおけるこれまでの評価を行った。チームの主力の座を掴み、重要な選手になりつつある日本代表MF遠藤航は、アレクシス・マック・アリスターやソボスライ・ドミニクと並んで高く評価されている。

 同メディアは、まず「今シーズン感動を与えた選手たち」と題して、チームの絶対的主力であるDFフィルジル・ファン・ダイクやFWモハメド・サラーの名前を挙げた。ファン・ダイクの今シーズンの平均評価は「7.25」となっており、サラーは怪我の影響で少し下がるものの「7.09」とチームトップの評価を下していた。

 次に、同メディアは「最高の選手たち」とつけて、今夏に移籍した日本代表遠藤の名前を挙げて、次のように評価した。

「12月から守備的MFとして遠藤航が見事な活躍をしている。シーズン残りに向けて、非常に心強い存在だ」

 また、遠藤には「6.77」の評価が与えられており、これは同じく中盤の主力として活躍しているマック・アリスターの「6.82」、ソボスライの「6.81」と並んで、チームでも上位の評価がされていた。

 なお、遠藤の約2倍近い移籍金3400万ポンド(約54億円)で今夏にリバプールに加入したMFライアン・グラフェンベルフについては、「夏に到着してすぐに順調にスタートしたが、その後数か月間は明らかに苦しんでいた」と述べた上で、「6.18」と遠藤よりも低めの評価が下されていた。

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