UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝の2ndレグの2試合が現地時間17日に行われた。1stレグを3-3で引き分けたレアル・マドリードは敵地でマンチェスター・シティと対戦した。サッカー日本代表の冨安健洋が所属するアーセナルは敵地でバイエルン・ミュンヘンと対戦した。

 レアル・マドリードは12分、ヴィニシウス・ジュニオールからの折り返しをロドリゴがうまく合わせる。一度はGKに阻まれるもこぼれ球を押し込み、先制に成功する。しかし、76分にPA内でのディフレクションに反応したケヴィン・デ・ブライネが決めてマンチェスター・シティが同点に追いつく。

 試合は延長戦になっても決着がつかず、PK戦に突入した。レアル・マドリードの1番手キッカーのルカ・モドリッチが失敗するも、マンチェスター・シティは2番手のベルナルド・シウバと3番手のマテオ・コヴァチッチが失敗し、PK戦は4-3でレアル・マドリードがマンチェスター・シティに勝利した。

 1stレグを2-2で引き分けたバイエルン・ミュンヘンは63分、ラファエル・ゲレイロからのクロスに後ろから飛び込んできたヨシュア・キミッヒが合わせて先制する。その後両チームに得点は生まれず、バイエルン・ミュンヘンが1-0でアーセナルに勝利した。冨安健洋は86分までプレーした。