レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、今夏の移籍が噂されるリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの後釜として、リバプールが獲得を狙っていると噂される選手の一人だ。英メディア『ワンフットボール』は、久保がリバプールに何をもたらすかについて分析している。

 久保は2022年7月にレアル・マドリードからの完全移籍でソシエダに加入した後、開幕戦のカディス戦でいきなり初ゴールを決める活躍を見せた。その後も主力としてチームに貢献し、今ではソシエダに欠かせない選手となっている。今季も2年連続で開幕戦ゴールを決めて好スタートを切ると、これまでに公式戦35試合で7得点4アシストをマーク。その活躍を受けて、サウジアラビアのクラブから巨額オファーが届いたこともあった。ソシエダとは2029年まで契約延長したが、それでも他クラブから関心を集めている。

 久保について、同メディアは「久保は足元でボールを操るのが上手く、ドリブルが得意で、サイドに飛び出して危険なプレーをすることもある。ロングレンジから正確なシュートを放つこともできる。この日本代表は、トップ下でチームメイトに決定的なチャンスをもたらすこともできる。主に右サイドのワイドプレーヤーとしてプレーするが、左ウイングとしても機能する」と評価。リバプールに移籍した場合には「彼には、リバプールの攻撃陣にさらなるゴールと創造性をもたらすことを期待したい。来シーズン、アンフィールドでレギュラーの座を争うために必要なものを持っている。この日本人の才能は、将来マージーサイドのクラブがあらゆる面で競争するのを助けるかもしれない」と、期待感を示している。

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