プレミアリーグ第29節、アーセナル対チェルシーの試合が現地時間23日に行われ、アーセナルが5-0の勝利をおさめた。この試合で先発出場を果たしたアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に対し、英メディア『フットボール・ロンドン』が高評価を下している。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冨安やカイ・ハフェルツ、レアンドロ・トロサールなどを先発起用。4分には、デクラン・ライスからパスを受けたトロサールが左足でシュートを放ち先制点を決めた。52分にはアーセナルのベン・ホワイトが追加点を決める。さらに、57分と65分にハフェルツが2ゴールを決め、70分には再びホワイトが駄目押しのチーム5点目を追加する。大量得点のアーセナルは5-0でチェルシーに快勝した。

 同メディアは、アーセナルの選手に10段階中「6.0」から「9.0」の採点を与えている。72分までプレーした冨安には「8.0」の高評価をつけ、寸評では「ウルブス戦を欠場した後、この試合で先発したが、フィットしていた。本当に良く見えた。球際のプレーは印象的で、1対1の守備は相変わらず堅実だった」との評価を下している。また、英メディア『ザ・スタンダード』は冨安に「7.0」の点数をつけ、寸評では「負傷から復帰してサイドバックに戻った。堅実なパフォーマンスで、今のアーセナルにおいて最高の左サイドバックに見える」と報じた。

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