UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝1stレグ、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリードの試合が現地時間4月30日に行われ、試合は2-2の引き分けに終わった。この試合で先発出場を果たしたバイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェに対し、英メディア『90min』などが低評価を下している。

 バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、キム・ミンジェやハリー・ケイン、レロイ・サネなどを先発起用。24分に失点し、相手にリードを許す展開になるが、53分にコンラート・ライマーからパスを受けたサネがゴールを決めて同点に追いつく。さらに、57分にはケインがPKを決めて逆転に成功。しかし、83分にペナルティーエリア内でファールを犯し、相手にPKを献上。レアルのヴィニシウス・ジュニオールにPKを決められ、試合は2-2の引き分けに終わった。

 同メディアは、バイエルンの選手に10段階中「4.0」から「8.0」の採点を与えた。フル出場を果たしたキム・ミンジェにはチーム最低評価の「4.0」をつけ、寸評では「ヴィニシウスにポジションから引き出されて先制点を与え、時にはブラジル代表FWについていくのに必死だった。ロドリゴを地面に引きずり倒しPKを与えた」との評価を下している。また、英メディア『ギブ・ミー・スポーツ』や英紙『デイリー・メール』も「4.0」の数字をつけるなど、軒並みチーム最低評価となっている。