プレミアリーグ第26節、チェルシー対トッテナムの試合が現地時間2日に行われた。試合はチェルシーが2-0で勝利している。チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、勝利の立役者となったノニ・マドゥエケのこの試合でのパフォーマンスを絶賛している。地元メディア『football.london』が報じた。

 暫定9位のチェルシーは、ヨーロッパの大会出場権獲得に向けて、一方のトッテナムはUEFAチャンピオンズリーグ出場圏争いの真っ只中であり、両チームともに絶対に落とすことのできない一戦だった。

 24分、チェルシーはコーナーキックのチャンスからDFトレヴォ・チャロバーが頭で合わせて見事先制に成功する。さらに72分、MFコール・パルマーのフリーキックがクロスバーを叩くも、こぼれ球をFWニコラス・ジャクソンが頭で叩きこみ、チェルシーが追加点を奪った。その後、トッテナムがボールを保持してチェルシーに圧力を強めるものの、なかなか決定機を作ることができず、試合は2-0のまま終了してホームのチェルシーが勝利した。

 試合後、チェルシーを率いるポチェッティーノ監督は、「私にとって今季最高の試合だった」と述べた上で、「これまで戦い続けてきた中で最も幸せな試合だ。シーズンの初めから私たちが望んでいたもの、チームに適用したいものが表現できていた」と、この試合におけるチームのパフォーマンスを絶賛していた。

 また、この試合で攻守にわたってハードワークを続けてチームに貢献したマドゥエケについて、「私にとっては信じられないほどの活躍をしてくれた」と言及し、「彼は攻撃的な選手だが、ボールを持っていないときでも、守備を助ける素晴らしい仕事をしてくれている。それこそが、チームの競争心を築くために我々が将来に向けて必要としているものだ」と、古巣撃破の立役者となった同選手を絶賛していた。

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