スコティッシュ・プレミアシップ第37節、キルマーノック対セルティックの試合が行われた。試合はセルティックが5-0で勝利し通算54回目の優勝、リーグ3連覇を果たしている。現地メディア『Glasgow world』は、優勝を成し遂げた試合に出場した日本人の評価について報じている。

 前節、2位のレンジャーズとの試合を3-0で制していたセルティックは、引き分け以上で優勝が決まるという重要な試合だった。なお、サッカー日本代表の前田大然、旗手怜央は先発出場を果たしており、古橋亨梧と岩田智輝はベンチスタートとなっている。

 試合開始わずか5分、セルティックのアダム・イダが先制点を決めると、12分には前田がクロスを押し込み追加点を奪う。さらに39分には、前田のクロスから3点目が生まれて、前半だけで3-0とセルティック優勢の展開でハーフタイムを迎えた。後半も2点を追加したセルティックは、5-0と大差でキルマーノックを破り、見事通算54回目の優勝、そしてリーグ3連覇を成し遂げている。

 同メディアは、1ゴール1アシストと大活躍した前田について、「持ち前の素早さを活かした。彼の決定力を批判する人もいるかもしれないが、彼がいないとセルティックは同じチームではない。まさしくゲームチェンジャーだ」と、同選手のパフォーマンスを大絶賛していた。

 また、同じく先発出場していた旗手については、「素晴らしいパスが前田のゴールを生むきっかけとなった」と評価。74分に途中出場した岩田に関しては、「キャプテンの不在中に見事に代役を務め、シャツにふさわしい選手であることを証明した」と、いずれも高く評価していた。

 62分に途中出場していた古橋についても、「このゲームの主役ではなかった」と前置きした上で、「タイトル獲得に間違いなく貢献した」と、1年間を通じた同選手のパフォーマンスに称賛の言葉を送っている。

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