福井県勝山市片瀬の越前大仏門前町で、色とりどりの傘を空中につり下げて景色を彩る「アンブレラスカイ」が始まり、訪れた人の目を楽しませている。5月6日まで。

 アンブレラスカイはポルトガルから広まった取り組みとされている。門前町では、地域活性化に向けて同県永平寺町の会社員齊藤修さん(46)が2022年から企画。友人やボランティアと、赤や青、黄色といったビニール傘90本を飾った。

 好天の日は太陽の光が差し込んで地面にカラフルな影ができ、訪れた人がカメラに収めている。門前町では4、5日、アクセサリーや雑貨などを販売するマルシェがあり、午後7時〜9時にはアンブレラスカイをライトアップする。