MLB公式サイトが大谷の活躍を特集

 ドジャース・大谷翔平投手が、10年7億ドル(約1092億円)の期待に早くも応えている。MLB公式サイトのマイク・ルピカ記者は、今季の活躍をまとめながら、ドジャース1年目で流石のパフォーマンスを見せる大谷を称賛した。

 大谷は22日(日本時間23日)の試合を終えて打率.348、13本塁打34打点、13盗塁、OPS1.059をマーク。両リーグトップの数値も多い。開幕前には水原一平元通訳のスキャンダルがあったものの、記事では「彼はオオタニであり続けた……おそらくそれが最も適切な表現だろう」とここまでの活躍を評価している。

 低迷が続くエンゼルスから強豪ドジャースに移籍し、大谷もチームの主砲として勝利に貢献している。「彼が投球をしないシーズンであっても、すべてが新しくなったかのようだ。再びワールドシリーズを争う勢いで、それは、日本から来たオオタニがついにポストシーズンでプレーできることを意味する」と、初のプレーオフ出場にも太鼓判を押している。

 今季中には米通算200本塁打の達成も予想される。今季ここまで13本塁打をマークしており、残り16本だ。「もし彼が健康に恵まれれば、彼の誕生日頃には達成するかも」と予想した。

 ロサンゼルス市が「大谷翔平の日」を制定したことや、ボブルヘッドデーでの盛況ぶり、球団が多数の日本企業とスポンサー契約を結ぶなど、グラウンド以外でも大谷が加入した効果は計り知れない。「今はショウヘイ・ショーが繰り広げられるのをじっくりと見守るのが一番だ。忘れてはならないのは、夏もまだ来ていないということだ。彼は、まだ始まったばかりかもしれない」と締めている。まだ5か月残っているシーズンで、大谷はどのような成績を残すのか、誰もが注目している。(Full-Count編集部)