平凡な一塁ゴロが一転、内野安打に 柳田の先制2点打につなげる

■楽天 ー ソフトバンク(7日・楽天モバイルパーク)

 ソフトバンクの周東佑京内野手が7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で持ち前の快足ぶりを見せつけた。一塁へのゴロを放つと、すぐさまトップスピードに入り、カバーに入った投手を置き去りにして内野安打にした。球場を騒然とさせたプレーに、SNS上では「周東だけ倍速再生か!?」など驚きの声が上がっている。

 3回無死一塁の場面、周東が藤井のツーシームを引っかけた打球が一塁側に転がった。打球を処理した茂木がベースカバーに入った藤井に素早くトスをしたものの、周東のスピードが上回り、内野安打をもぎ取った。

 普通の打者なら平凡な一塁ゴロになっていたであろう打球。ファンからは「法定速度守ってなくないか」「もうなんだろう。周東右京って字が速い」「楽天側ミスらしいミスしてないのに可哀想になるレベルやな」「周東なら前世チーターって言われても信じる」などのコメントが相次いだ。また、競馬の桜花賞が開催される直前だったこともあり、「これはアーモンドアイ」「今日の桜花賞出てくれ」といった反応もみられた。

 3回の攻撃はその後1死二、三塁となり、柳田の2点適時打で先制した。中堅浅めの打球にもかかわらず、二走の周東は悠々とホームイン。周東らしさのあふれた2つの走塁にファンは喜んだ。(Full-Count編集部)