8年ぶり単独首位、3年ぶり5連勝、4年ぶり貯金4…中日の勢いはどこまで続く

「8年ぶり単独首位」「3年ぶり5連勝」「4年ぶり貯金4」と景気のいい見出しが躍る中日。絶好調のチームに対し、SNSではさらなる「上がり目」への期待が集まっている。現在ファームでは、2023年のWBCメンバーである高橋宏斗投手や、2022年にリーグ最多安打を放った岡林勇希外野手ら、主力が続々とスタンバイ。ファンからは「主力がまだまだ控えてると考えるとワクワク止まらん」との声が上がっている。

 6-1で完勝した10日のDeNA戦(横浜)は序盤3イニングで5得点し、6回途中1失点で降板した先発の松葉貴大からリリーフ投手4人が無失点リレー。「横綱相撲」とも呼べる試合運びで首位をがっちりとキープした。立浪和義監督が就任して以降、昨季まで2年連続最下位に沈んでいるチームとは思えない快進撃が続いている。

 11試合を終えて7勝3敗1分けの勝率7割。中日の勢いは「春の珍事」では終わらない雰囲気もある。SNSでは「岡林、高橋宏斗、ビシエド、藤嶋、石川昂弥抜きでこれやでな ホンモノだよ間違いなく」「中日伸び代残しすぎ」「岡林抜きでこれは十分すぎる 高橋宏斗とかビシエドとかもまだまだ控えてると考えるとワクワク止まらん」「今年の中日強すぎると言ってる他球団ファンの方へ。まだ裏に控えております。覚悟しててください」などのコメントが目立っている。

 2023年のWBC世界一メンバー、高橋宏はフォーム修正のため2軍調整中だが、ここまで2軍戦で2試合に登板(いずれも先発)して2勝、16イニングを投げて失点ゼロと格の違いを見せつけている。戦列を離れていた岡林もすでに実戦復帰を果たしており、「実績組」のダヤン・ビシエド内野手、藤嶋健人投手や期待のホープ石川昂弥内野手も出番はまだかと控えている状況だ。「昇り竜」の今後は立浪監督の選手起用がカギになりそうだ。(Full-Count編集部)