元ソフトバンクのコラス、昇格からわずか1日で降格

 元ソフトバンクで、現在はホワイトソックスに所属するオスカー・コラス外野手が11日(日本時間12日)、マイナーに降格となった。昇格してからわずか1日でオプションを行使されたことに対し、米記者やファンからは疑問の声が殺到している。

 コラスは今春のオープン戦で16打数3安打、打率.188、OPS.528に終わり、開幕はマイナーで迎えた。しかし、ヨアン・モンカダ内野手が左内転筋の張りで負傷者リスト入りしたことで、コラスが10日(同11日)に昇格となった。

 同日のガーディアンズ戦では代打で出場して凡退した。その翌日に告げられた降格に、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は「れはホワイトソックスの不可解な動きだ(非論理的な昇降格)。たった1試合、ピンチヒッターとして、メジャーリーグに送るために、オプションを使うのは意味をなさない」と苦言を呈した。

 ファンからも「彼を1試合だけ起用し、その後再び降格させるという決断を下した背景にはどのような理由があったのか? 誰か教えてくれ」「ソックスのやることは何も意味をなさない」「コラスを1日だけ呼び出すことは無意味だ」「彼らは毎日、私を笑わせる新しい方法を見つけてくれる」「キューバのオオタニをこんな風に扱ってはいけない」「コラスについて彼らがどう考えているのかが分かる」などと、疑問視する声が多くあがっていた。(Full-Count編集部)