西武の山田陽翔が23日の2軍戦で6回無失点と好投した

 西武の2年目右腕、山田陽翔投手が23日にベルーナドームで行われたイースタン・リーグ、DeNA戦に先発し6回3安打無失点と好投。かつて甲子園を沸かせた20歳の好投に、ファンは「頼もしくなってきた」「未来は明るい」など期待の声をあげている。

 山田は3回、先頭の大田泰示外野手に左前打で出塁を許すも、後続を空振り三振、遊ゴロ併殺に切り抜けた。6回はヒット2本で1死一、二塁とされたが、石上泰輝内野手を空振り三振、楠本泰史外野手を右飛に仕留めて、無失点で切り抜けた。

 山田は今季初登板となった3月17日の日本ハム戦ではリリーフ登板で1回1安打、5四死球で5失点と散々な内容。防御率45.00としてしまった。同24日のDeNA戦でも救援で1回4失点だったが、3度目の登板は先発でしっかりと結果を残した。

 逸材の好投にSNS上のファンも「先発がよく似合う」「3月に見たときより見違えたわ」「期待獅かない」「凛々しい」「ギラギラした眼が戻って来た」「絶対に育てて欲しい」と称賛する声が相次いでいた。

 山田は滋賀・近江高から2022年ドラフト5位で西武に入団。高校時代は甲子園に3度出場し、準優勝、4強2回。3年夏はエースで4番を務め、高校日本代表に選出され「U-18W杯」に出場と華々しい活躍を見せていた。1軍デビューが待ち遠しい存在だ。(Full-Count編集部)